言われてみれば当たり前かもしれないが全然出来ていなかったこと。

えー、久しぶりにブログ書きます(゜▽゜;)


最近のれむぶろはIT系の勉強会への参加レポートブログと化しておりまして、
そのテーマで書くネタが無い(→ほとんどIT系イベントに参加していない)ため、
ここでブログを書くことから離れておりました。


さて、先日参加した某セミナーで私の師匠から聞いた話。
「どうすれば組織の中に(より良い)文化を根付かせられるのか」的な質問をしたところ、
以下のような解を得られた。


方法としてはいくらでもあると思うけれど、
きっとレガシーな組織であればあるほど、この方法以外は無いと思う。


「まずは最初の1人を見つけること」


例えば、1ヶ月に1人、一緒にランチ食べたり、
飲みに行ったり、どこかに遊びに行ったり、
そんな中でたくさん話をして一緒に行動してくれる仲間を見つけること。


次の1ヶ月は最初の1人とペアになって、次の仲間を見つけること。


次の1ヶ月は1人と2人に別れて、次の仲間を見つけること。
これをどんどん繰り返すことで、仲間を増やす。
そうやることで広げたい文化(例えば社内外勉強会へ参加する文化、ダイバーシティ等)を広げていくことが出来る。


最初のスタートが1人だったとしても、1年後には256人!
(これはざっくり単純計算で、途中の失敗とか無視ねw)
最初のスタートがたくさん居れば、1年後の人数はもっと増える。


人によっては、「なんでい当たり前じゃん」って思うかもしれないけど、
これをほぼやってきてなかったことに氣がついたんだ。


例えば、社内で若手を元氣にしよう応援しようというプロジェクトをこそっと立ち上げた時、
それを一緒にやってくれる人(若手ではなく)は見つけた。
でも、こちらを必要として場を活用してくれる若手をなかなか見つけることができずにいた。
社内で案内を出して話をする子には軽く声をかけるだけ。


社内のダイバーシティの活動も同じ。
イベントの開催を社内で案内を出しても、
個別に声をかけたりすることはほとんどやっていなかった。
やったとしても一度声をかけて断られたらそれきりになってた。


結局、参加してくれる人は大抵いつも同じ人で、
そこから人が増えることもなく、思うような成果が得られずに終わっていた。


セールスの基本のステップ。
ラポールの確立→ニーズの確認→プレゼンテーション→クロージング


ラポール取れずに、想定したニーズのもと、案内だけ出してたわけだ・・・。
これじゃ上手くいかないわ〜ってのがわかったのでありました。


おまけ
First Follower: Leadership Lessons from a Dancing Guy | Derek Sivers


この記事の内容的にはリーダーシップの話になってるけど、
イノベーター(最初に踊っていた少年)に続く最初のフォロワー(次に踊り始めた2人)がいなきゃ、
流行は起きないのと同じように、
最初の仲間を見つけないと何かを変えるってのは出来ないのだねぇ(・∀・)


現状を嘆く暇があったら、最初の1人を見つけようってことなのだ。
で、すぐに成果を求めず、1回で諦めたりせず、地道にやってくのが一番早い近道なんだ。