「CB/SBの力を東北の力に!〜ソーシャルビジネスで東北を変える」へ行ってきた

2/17「CB/SBの力を東北の力に! 〜ソーシャルビジネスで東北を変える」
主催:
東北ソーシャルビジネス推進協議会
ソーシャルビジネス ネットワーク大学 東北キャンパス


講演者のみなさま、主催のみなさま、お疲れ様でした&ありがとうございました。
会社で仕事してるだけでは知ることが出来なかったことや、
気づくことが出来なかったことを気づけたような気がしました。
自分が出来るところから行動していこうと思える元気をもらえました。
いつか何かの形でどこかに還元したいなぁ(=´∇`=)


■開会のごあいさつ
経済産業省の方と株式会社デュナミス渡辺一馬さん。
一馬さんのお話の中でのソーシャルビジネスについての説明がなるほどなと思った。
ソーシャルビジネスは社会にあいている穴(社会的課題)を埋める仕事ではなく、
その穴があかないような社会を作ることが仕事であると。
右手骨折中という痛々しいお姿ながら、お話上手なのがステキ(・∀・)b


自分も今関わっている社内活動にもそういう視点も必要だなと思った。
例えば若手社員対象に場を作ろうとしているわけだけど、
その場に参加してもらえないと意味がないわけだ。
興味がない、必要がないと思っている子たちはさておき、
参加したくても参加できない子たちにとっては、
参加できない状況に追いやられてしまっていることが1つの問題なわけだ。
そんな状況を発生させてしまうプロジェクトの進め方に問題がある場合もあるだろうし、
本人たちではどうしようもない場合もあるだろうなぁと。


あと、働きやすい環境を作るといって、制度は充実していたとしても、
その制度を利用できる状態になっていなかったりする。
社内WGの活動を今年度やってきたわけだけど、
もっともっと社内の人たちを巻き込んで取り組んでいかなきゃいけないのだなと。


【第一部】パートナーシップで拓く!東北のCB/SB発展への道
■パネルディスカッション
株式会社明天貝沼航さんの紹介
会津の伝統工芸の活性化に取り組んでいるとのこと。
冒頭にムービーを見せてくれたのだが、胸にがつーんとキタ!!
以前、つるちゃんの伝説のホテルのプロモーション見た時みたいに、一人会場で泣きそうになった。
だって胸がいっぱいになったんだよ(゜▽゜;)ハズカシ


「新しいチャレンジがあるからこその伝統の重み」
「気づいた人の責任」
「伝統工芸を救うんじゃなく、伝統工芸の愛に救われる」


あー、あのムービーどこかにおいて公開してくれないかな。
もっといろんな人に見せてあげたいよ!
だって私の表現力じゃ何も伝えることが出来ない。
きっとあれを見たら伝わる人には必ず伝わるよ。
特にロックな人には伝わる。


伝統工芸が衰退するような社会に問題があって、
効率化、利益重視で突き進んできてしまったことによる弊害の1つであると。
伝統工芸の職人さんたちだけでは解決できない課題を、
企業、地域の人たち、美大などなどたくさんの人を巻き込んで取り組んでる。
今まさにみんなで新しい文化をつくって活性化し続けてる。
会津、熱いな。行ってみたいなと思った(・∀・)ワクワク


http://www.yauto-center.net/伊藤隆義さんの紹介
自動車の解体作業の時に取り出したエアバッグから鞄を作成した時のお話。
解体業者が手間をかけてエアバッグを取り出す。
染色会社がエアバッグを染める。
染め上がったエアバッグから鞄を作る。
それぞれの工程に関わっている業者は、売れるはずがないと思っていた。
最初は売れなかったが、バッグが売れると各現場のモチベーションに変化が生じた。
自動車業界に関連する18のメーカー(普段はライバル会社含む)が、
同じ課題に対して一緒に取り組んだ。スゴイ!(=´∇`=)


ナイスモデレーター一馬さんにより繰り広げられたパネルディスカッション。
やりたいことをやれる企業が無かったから自分でやり始めた貝沼さん。
知人には利害関係者を減らせといわれたけど、
課題を解決するためにはどれだけ多くの人を巻き込めるかが必要だったから、
取り分を多くすることより課題解決にフォーカス。
ほどほどの儲けが出て、関わる人たちの笑顔で頑張れると。
企業を一人で立ち上げたから、社内だと雇用関係になってしまう。
起業から相棒が居たらもっと良かったかもと。
でも、同じような課題に取り組んでいる人たちの苦労を共感し、
頑張りを見ると自分も元気になるし頑張れると。
前職が繋がりが希薄なSIerという伊藤さん。
それだけでなんか勇気もらえたよ。転職して頑張ってる!


東北ソーシャルビジネス推進協議会の紹介を一馬さん
みやぎソーシャルビジネスネットワーク(むすぶん)の紹介を大橋雄介さん
むすぶんは先日私も入会した。会員絶賛募集中だよ(・∀・)
3/5(土)3/19(土)にソーシャルビジネスセミナーが開催されるよ。


■名刺交換会
講演者との名刺交換には長蛇の列ができてた。
後ろの人を待たせ過ぎなぐらい列を作ってはいかんなと思ったよ(-_-;)
「続きは懇親会で」メソッドが発動する技術系イベントってステキだなぁと再実感した。


【第二部】ビジネスプランで立ちあがる!東北のCB/SB挑戦への道
学習障害の子どもための進学・就職支援事業 畠山明さん
一人一人の良さが最大限に活かされるように、子どもにあった学習方法を見つける。
ダイバーシティマネジメントに通じるものがあるなと思った。
リハビリテーション特化型通所介護 アールスタートつるおか 佐藤康之さん
目標を設定して患者さんと一緒になって経過を見れるのっていいな。
課題をクリアするごとにリハビリに取り組む気持ちが継続されると思うし。
■culb「いいびょん」地域支援型農業で福活!あおもりの農業 佐藤結花さん
いいびょんの響きがかわいい(・∀・)b
世界5位の農業大国日本。農業が衰退してく社会ではあかんもんね。
女性のネットワーク活用は必須だと思った。
■幸せを呼ぶ!夢の愛ランド(浦戸諸島活性化) 三浦勝治さん
食用ほおずき→オレンジチェリーは美容に良いらしい。知らなかった。
結いの心がベースとなって活性化。
ふるさとの無い人にふるさと島民登録。実家が都会な人にオススメ。今年の夏から動き出す予定みたい。
すごーくエネルギッシュな三浦さん。元気をわけてもらった(・∀・)


■アドバイスコメント 宮城大学事業構想学部 風見正三教授
課題のないところにイノベーションはない。
課題を見つけられない人にイノベーションは起こせない。
課題に気づける人はイノベーションを起こせる可能性を持ってるということだ!
風見先生のお話は別途講演をお願いしたいぐらい短時間ではもの足りないと思った。


地域の課題は何かを考える前に、自分がいる業界について考えてみた。
この業界には業界全体として抱えている問題がある。
個人で気づいている人は居ても、問題が大きすぎて個人で解消できるようなものではない。
会社から外に飛び出して活動している技術者が集まるコミュニティでは、
企業が地道に取り組んでいけばそこに繋がるような点と点についてはやりとりされているイメージ。
ただ、関わる企業が業界全体の問題捉え、それを解消する方向には動いてはいないんだよな。
いろんなしがらみとか言ってる場合じゃないと思うんだよ((((゜д゜;))))
先進的な企業は取り組んではいても、いわゆるFNH等配下のSIerなところはどう考えているのか。
情報を外に出さないから何を考えてるのかわからないよな〜。
などとぼんやり思ったりした。


まとまらない〜けど、もう脳みそ限界だ。容量少ないからヽ(´―`)ノ
続きはまたどこかのイベントでも誰かと話ができたらいいな。